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トクホ=健康 ではない。

07.09.2015 · Posted in food

トクホは、厚労省OBによる天下り先の機関を助けるためのもの。

花王ヘルシア、花王エコナ、コーラなどを見てもわかるように、健康被害の可能性のある成分が含まれていても、トクホ認定される。

申請にはかなりの資金が必要。だから大企業の商品しか認可されていない。

トクホ=健康 ではない。

◉トクホと利権
http://ameblo.jp/kurashi-nizi/entry-12048160563.html

1991年に始まったトクホは実は結構不評で、一部を除けば、市場規模も伸び悩んでいるようです。開発の初期投資に数億円もかかり、開発期間は平均4年かかるため、大企業にしか開発できません。そうはいっても、5000億円規模の市場があるので、利権側からすればおいしいのです。

消費者庁は最近では「食品の新たな機能性表示制度に関する検討会」を設置しました。これは健康食品やサプリメントを対象とする「第2トクホ」の新設ともいえるものです。

なぜ、ここまでして消費者庁は動くのでしょうか。

トクホ審査を管轄しているのは消費者庁です。

しかし有効性や安全性の分析を「独立行政法人国立健康・栄養研究所」またはは「登録試験機関」に依頼しています。そして、一連の審査をサポートしているのは「公益財団法人日本健康・栄養食品協会」という法人などです。

これらは、「厚労省OBによる天下り先の機関」になるわけです。

国立健康・栄養研究所の理事は厚労省の出向組であり、日本健康・栄養食品協会の理事長は「元厚労省健康局長」、評議員には「元厚労省大臣官房審議官」「元厚生省生活衛生局衛生課長」と、天下りやりたい放題です。トクホの商品が増えれば増えるほど、厚労省にお金が流れ込むシステムになるわけです。

日本健康・栄養食品協会は正会員696社で、花王、サントリー、キリンビバレッジをはじめとする大企業ばかりです。審査をサポートする側・分析する側に厚労省人脈が入り込んでいることから、企業と官僚がグルになって、本当に適正な審査ができるのでしょうか。

そもそもトクホを食べて飲んで健康になった人っているのでしょうかね。

「トクホ」=健康ではありませんが、テレビやマスコミ等で洗脳されている人も多いですね。

・花王「健康エコナ」が、体内で発がん性物質に変わる可能性のある物質を、ほかの油よりも多く含んでいることが判明し発売中止になった。

・ヘルシア緑茶は、カナダではリコールされ販売停止。アメリカでは注意書き付きで販売。イタリアでの研究で、茶カテキンが原因と疑われる肝障害34件に関して再分析した論文が発表され、因果関係は「ほぼ確実」と判断された。

・キリンビバレッジの「メッツコーラ」は人工甘味料が含まれている。トクホコーラの売りである『脂肪の吸収を抑える』のは、難消化性デキストリンが入っているため。この成分が入っているコーラと入っていないコーラを比較したところ、血中中性脂肪の上昇はピーク時の4時間後に1割強のみ抑制されただけ。

トクホは本当にいるのでしょうか。

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