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遺伝子組み換え作物の危険性。表示では絶対にわからない

08.21.2015 · Posted in 遺伝子組み換え

食品の「遺伝子組み換えでない」表示で、安心していてはいけない。

・遺伝子組み換え食品の多くは、除草耐性の殺虫成分であるラウンドアップがしみこんでいる。
・GMO作物はそのものが殺虫成分を内部に作り出しているので、どんなに洗って、絶対に殺虫成分はなくならない。
・家畜のエサにもなって蓄積されている。
・マーカーとして抗生物質耐性遺伝子も組み込むので、食べた人間に抗生物質がきかなくなる可能性
・GMO食品3大障害は「腫瘍」、「自己免疫疾患」、「不妊」。
それだけではなく、ラットの実験では半数が「死亡」「未熟児」として生まれている。
・「遺伝子組み換えでない」の表示でも、5%までは「遺伝子組み換え」が混入していてもOK。
・加工食品には表示義務がない場合が多い。しょうゆ、大豆油、コーン油、コーンフレーク、マッシュポテト、水あめなどは表示しなくてもいい。

遺伝子組み換え食品の真実

遺伝子組み換え食品はわかったように見えて、まだまだ人類はその危険性がわかっていないようです。そもそも遺伝子組み換え(GMO= genetically modified organism)は、消費者のためではなく、農家のために作られたもので、「虫食いを防ぐこと」のために殺虫成分「BT毒素」をもたせ、「草取り」をさせないために除草剤耐性を持たせました。よって遺伝子組み換え食品の多くはラウンドアップがしみこんでいます

1996年にGMO作物の商業栽培が始まり、現状290品目が許可されています。GMO作物はそのものが殺虫成分を内部に作り出しているので、洗おうが何しようが、絶対に殺虫成分はなくなりません。家畜のエサにもなり蓄積されていきます。ある研究では妊婦の93%に殺虫成分が残っていたという報告があります。現在はトウモロコシに8種類の遺伝子(殺虫遺伝子6種類、除草剤耐性遺伝子2種類)を入れるようになったほどですから、どれくらい影響が出るでしょう。

遺伝子組み換え作物は、マーカーとして抗生物質耐性遺伝子も組み込むので、食べた人間に抗生物質がきかなくなる可能性も指摘されています。

GMO食品3大障害は「腫瘍」、「自己免疫疾患」、「不妊」ですがそれだけではありません。GMO大豆を食べたラットの子の生後3週間の死亡率は55.6%。半分以上は死亡したうえに未熟児で生まれてきました。そんなGMOの全体の輸入量はすでに二〇〇〇万トンを越えています。

なぜ日本の店頭では、「遺伝子組み換えでない」と表示された商品ばかりが並んでいるのかというと、GMO食品の98%は表示されないからです。食品表示法にからくりがあって素人では見極めることができません。「遺伝子組み換えでない」の表示でも、5%までは「遺伝子組み換え」が混入していてもOKになっています。畜産の餌にしても無理に表記する必要はありません。食品ラベルの四個目以降は表示する必要がありません。

つまり日本に厳密な食品表示の義務があるはまちがいで、加工食品は表示義務がなくなるケースが多いです。しょうゆ、大豆油、コーン油、コーンフレーク、マッシュポテト、水あめなどは表示しなくてもいいと法律で決まっています。さらにパン屋、惣菜屋、レストランなどの外食産業には表示義務がありません。豆乳を「ソイミルク」といって売り込んでいますが、たいがいはGMOの大豆です。そしてこの食品表示法を押し付けてきたのがアメリカというわけですね。

内海聡氏のFacebookより

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