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サラダ油は、危険

10.02.2015 · Posted in

サラダ油は、脳梗塞やアルツハイマーなどの脳疾患の原因になることがわかっている。

リノール酸、オメガ6系の植物油は、避けるべき油。

普通の食物に含まれる分には気を遣わないでいいが、あえて摂る必要はない。

サラダ油からやめる

脳の神経細胞死が脳こうそくやアルツハイマー病など脳疾患の原因であることがわかっています。そして、この脳の神経細胞死を引き起こしている一因がサラダ油の多量摂取ではないのかと言われ始めています。

一般的なサラダ油は、精製過程において250℃の高温に長時間さらしているため、栄養成分はなくなり、ヒドロキシノネナールという毒物の成分が一挙に増えています。

細胞内には、細胞を保護している熱ショックタンパク質70というガードマンがいます。この熱ショックタンパク質70というガードマンは、タンパク分のリサイクル工場であるリソソーム膜を守ったり、古くなったタンパクをリサイクルのために引き込んだりする仕事をします。

しかし、サラダ油から発生するヒドロキシノネナールにより、ガードマンである熱ショックタンパク質70を錆びさせてしまいます。熱ショックタンパク質70はガードマンである以上すぐにはやられることはありませんが、度重なるヒドロキシノネナールからの攻撃により錆びつき、ここでトドメといわんばかりにタンパク分解酵素であるカルパインにより切り裂かれてしまいます。

ついに熱ショックタンパク質70が損傷を受けたことにより、リソソームも破裂してしまい、リソソーム膜内にある強烈なタンパク質分解酵素が細胞内にばらまかれ、細胞は死んでいくというメカニズムです。神経細胞の死は、さいあくなことに、皮膚のように新しい細胞との入れ替わりによる再生機能はありません。

このヒドロキシノネナールという神経毒を生成させる大もとは、リノール酸です。また、リノール酸から合成されるアラキドン酸からもヒドロキシノネナールは生成されます。

※アラキドン酸は脂質の中でとても重要な脂肪酸です。これがなければ、次世代が生まれてきません。しかし、過剰摂取すると、体に害を引き起こします。通常の食事では問題ありませんが、サプリなどでダイレクトに多量摂取すると、問題が起きることがあります。

オメガ6系の植物油はとらないことに越したことはありませんが、私たちが現代生活を送る中では極力減らすことが出来ても、完璧にはいきません。ではどうすればよいでしょうか。

実は、リソソーム膜に魚油(EPA・DHA)などのオメガ3系油がしっかりと含まれていれば、そう簡単に破裂することはありません。つまり、普段から意識をして、魚油・えごま油・亜麻仁油などのオメガ3系の油をとる必要があります。

以上から、リノール酸を全くとらないでいいのかということになりそうですが、そうではありません。私たちは、普段の食事で野菜や豆腐などを食べていれば、リノール酸はきちんと摂取できています。つまり、精製された植物油から摂取する必要は全くないということです。

現在流通されているサラダ油(オメガ6系)を毎日摂取していると、神経細胞の死の連鎖がいつの間にか起きていることになります。リノール酸の多いサラダ油を極力減らしたほうがよいでしょう。

吉富信長氏のFacebookより

https://www.facebook.com/nobunaga.yoshitomi/posts/483568008490239

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