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グルテンが危険というのは嘘

03.22.2016 · Posted in food

小麦の摂りすぎは良くないが、グルテンが悪いわけではない。

ヒトは、昔から小麦をとっていて、栄養価が高いとも言われていたわけで。

最近、小麦が悪者にされるのは、その生産の方法や、小麦製品に入っている添加物などが、よくないということ。

小麦とグルテンの嘘

世の中騙される人たちのオンパレードなわけですが、その中でもトップクラスに代表される噓がグルテンは体に悪い、であると言えます♪。ちょっと知った人がいまや最も騙されているわけですが、これを見てまた信じられるか!という人が多いでしょう。なにせグルテンや小麦の問題は昨今一番と言ってもいいですし、グルテン腸症やグルテンフリーダイエットなんて言葉もありますし、私も小麦を減らせといつも書いたりしてますし♪。

治療時も小麦を減らしたりなくしたりするように指導してますが、それでもグルテンが危険なのは嘘なんですよね♪。たぶんこれを理解しているのは某環境活動家ただ一人・・・♪。そもそもグルテンとは何かというと、小麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種で、麺類やパンなど小麦加工品を作る上で弾性や柔軟性を決定し、膨張を助ける重要な要素だそうです♪。そして日本の小麦はもともとグルテン含有率が低く、だからパンが難しくうどんやそうめんだったわけです♪。

日本は小麦の大部分を海外から輸入しているそうで、輸入量5,000~6,000トンに対し、国内の生産量は700トン弱だとか。最近は朝食にパンを食べる家庭が約50%というデータもあるそうで、その結果なのか病気のやり玉にされているのが小麦であり、糖質制限でも目の敵にされているものの代表格ですね♪。たしかにGHQの政策によるパン、マーガリン、牛乳作戦で日本の学校給食がボロボロになったのは間違いありません♪。

なのになぜ流行語にもなっているグルテンは体に悪いが嘘なのでしょう♪。これは理屈でいえば先住民原則に通じますが、牛乳の危険性の是非にも通じます♪。牛乳が悪いはもはや常識になってきましたが、今度はニンゲンはいまさらながらノンホモだといいという話になります。これと何となく似ていて、腸に作用しやすい点でも同じです。グルテンを摂取することで小腸が炎症を起こしセリアック病になる、というのは健康業やってれば有名な話ですが、これも錯覚なんですよね♪。

答えは出しません。なぜならそれを完全に示す論文がないので、一般人が納得しないからです♪。だからまずは考えてみてくださいね♪。仮にグルテンがそのような作用を示すなら、なぜ古くからグルテンが入っている食品を食べた人々は、グルテンのいろんな問題を指摘されていないのでしょう?日本人もパンどころか麦飯も食べていて、篠田統『米の文化史』では鎌倉時代でもすでに一般的だったそうです。でもアレルギーやその類などその時代にはありません♪。でもグルテンは存在します♪。

内海聡氏のFacebookより

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