養子の子育て、不妊治療への男性の理解
母親になり、実子を1人育てるのだって相当大変なのに、亡くなった姉の子、3人を養子にして育てる決意は、ものすごいものだと思う。
両親は今は助けてくれるけど、引き取っているということは、最終的には1人で3人の子どもの一生に責任を持つということ。
親になる前に本を読んだり調べたりしても、自分の子育ては、想像つかないことが多い。この女性の親として責任感は、計り知れない。
それ自体をよくわかっておらず結婚した男って、本当にどれほどの重さか全然わかってない。
まして、不妊治療の大変さも理解していない。
身体を不自然にいじることで、普通の生活ができなくなるわけで、仕事も子育てもできなくなる可能性も高いし、たとえ懐妊しても妊娠期間中は不安定になるわけだし、満足に出産できるかもわからないし、母体の健康が保障されているとも限らない。
いいことしか考えてない男って、本当に甘い。
楽観的で乗り換えられることと、乗り越えられないことがあるってことさえ、わかってない。
男性の場合、普通に自分の子どもが生まれても、言葉をしゃべるまで、親の実感がわかないことが多い。
子育てや不妊治療、母親のあり方、子どもの成長、経済感覚、すべてにおいて想像力の欠如が甚だしい。
実話であってもなくても、男性の思考回路の参考になる。
こういう男性は少なくないので、結婚するときはよく考えたほうがいい。
●嫁姉の子供3人を養子にしているが、実子も欲しくなり嫁に「不妊治療しよう」と言ったら、家から叩き出された