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「しなさい」の危険性

06.14.2017 · Posted in ことば, 子ども

親が子に「しなさい」といって有無も言わさず、言う通りに従わせる権利はない。

親も子も、ひとりの人間。

子どもにも、やりたいこと、やりたくないこと、選ぶ権利はある。

やりたいこと、
やりたくないこと、
やったほうがいいこと、
やらなければいけないこと、
やらなくていいこと、
やってはいけないこと・・・

子どもが、これをきちんと判断できるようにするのが親の仕事。

「しなさい」では、学ぶ機会を奪う。

親は気の上に立って見る

親が自分の子どもにしてはいけないことの代表格が、「しなさい」という言葉を投げかけること、そして「してはいけない」という言葉を投げかけることです。これは世の中の親でできている人はおそらくいないでしょう。しかし減らすことは可能であり、そのためには親の発想を完全に変える必要があります。

あなた方グーミンより子どもの方が賢いのに、あなた方が子供を指導するなどへそが茶を沸かすとはまさにこのことです♪。 子どもは親の言う通りには決してなりません。親のする通りになるのです。子どもは結局あなた方を真似して、あなた方の背中を追っていきます。あなた方の子どもに何か問題があるなら、それはあなた方が常に問題だからです。

「子どもは親の背中を見て育つ」は伊達でも何でもありません。 競うことや向上心や好奇心を持つことはいいことでしょう。それは子どもの方が優れています。しかし過度に比較して成績的な概念が導入されると、子どもはこのようなすぐれた概念を捨てる選択肢を取り始めます。

その結果生まれたグーミンこそがあなた方であり、そのグーミンが育てる子供たちはますますグーミンになっていきます。もはや希望を見出すのが困難な状況です♪。現在のグーミンは即時的な効果を求めることしか頭にありません。まさに頭の中はすべて対症療法のみであり、その場よければすべてよし、それがグーミンのグーミンたるゆえんです。

「鏡は先に笑わない」という有名な言葉があります。あなたが笑えば子どもは笑うでしょう。時に怒ることも必要でしょう。しかし子どもたちは真に怒られるべき時は必ず納得します。納得し続けないのはあなた方グーミンの怒る理由が間違っているからです。子どもの長所を見つけられず短所ばかり見つけるグーミンのために、毎日私はあなた方の短所をあげつらっているのです♪。

内海聡氏のFacebookより

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