うつは、食事と深い関係
うつ病自体の診断が怪しいが、うつ状態に陥るには、食事が大きく関わっている。
うつ病患者に対し食事療法で治している溝口徹医師が書いた書籍からの抜粋。
●うつは食事で改善できる!原因は食べ物だった!
・うつ病の95%は食事と深くかかわっている
うつ病になるには、環境的な要因や性格も、かかわっているので、食事だけがうつ病の原因だとは言い切れない部分もあります。
しかし、うつに悩む人の95%は、食事になんらかの問題があり、その食事の問題を改善すると、本人を取り巻く環境や性格は、そのままでも、うつの症状が消えていくというのです。
・セロトニンを体内で効率よく増やす
うつ病は、脳の中のセロトニンという神経伝達物質が不足してくると引き起こされるといわれています。
食事療法によるうつ病治療は、このセロトニンの材料となる栄養素、タンパク質、鉄、亜鉛、ビタミンB6などを積極的に摂り入れることによって、セロトニンそのものを増やそうとする方法です。
うつに関わる5つの栄養の問題
1.低血糖症
2.鉄欠乏
3.亜鉛欠乏
4.ビタミンB群欠乏
5.タンパク質欠乏
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