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Archive for the ‘女性問題’ Category

女性の貧困の現状

07.14.2012 · Posted in 女性問題, 社会

今年の2月14日、J-WAVEの、JAM THE WORLDの BREAKTHROUGH というコーナに、大沢真理さんが出演し、女性の貧困問題をとりあげられていた。津田大介さんのナビゲーターの火曜日。

ちょうど、バレンタインデー。お菓子会社のマーケティングで日本では女性が男性にチョコをあげるのがこの日の習慣になり、さらに飛躍して職場では義理チョコを撒くことさえ恒例になったのだが、義理チョコさえ、独身女性にとっては大きな経済負担になっているのでは、という調査結果がでたことについてのインタビュー。

元となるデータは、

◆厚生労働省「各種世帯の所得等の状況」貧困率の状況 平成22年度
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa10/2-7.html

 
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「女性の貧困問題について(ゲスト:東京大学 社会科学研究所教授、大沢真理さん)」 (さらに…)

既婚女性の働きづらさ

06.02.2012 · Posted in 女性問題, 社会

女性の働き方の問題は、いつまでたってもなかなか変わらないもの。
相変わらず、女性は子どもを持つと、働きづらくなる。
育休制度・保育園の整備・男女の雇用の違いを無くす・・・制度やサービスは以前より増えたと思うが、悩みは相変わらずずっと同じ。

これは、雇う側の企業のトップにいる男性の考えが、変化がないというのは大きいと思う。 (さらに…)

性暴力に遭った人が、自信をもって人生を送るために

01.07.2012 · Posted in Interview, 女性問題

特定非営利活動法人 しあわせなみだ  代表 中野 宏美さん

●性暴力ゼロを実現するために

「性暴力に遭った人は、そこで人生が終わりではない。もう一度元気を取り戻し、輝いて、幸せな人生を送ってほしい」。

中野宏美さんは、性暴力に遭った人、その家族やパートナーが流す「かなしい涙」をうれしい時に流す「しあわせなみだ」に変えるという思いを込めて、『しあわせなみだ』を立ち上げた。その活動は、ブログでの情報発信や公的機関への研修など性暴力ゼロのための啓発活動「リボリューショナリー・ティアーズ」、性暴力に遭った女性や子どもを美容で輝かせる「ビューティフル・ティアーズ」、ウェブサイトを通じた性暴力ゼロに関する情報のプラットフォーム構築、裁判支援、メール及びスカイプカウンセリングで性暴力に遭った方を支援する「チアリング・ティアーズ」の3つがある。

性暴力に遭っても警察に届ける女性は13.3%しかいないという現実から、性暴力に関する正しい情報を拡げるとともに、被害者が健康を取り戻し幸せに暮らせるための支援活動を行なっている。 (さらに…)

【東日本大震災女性支援ネットワーク】被災地の女性の雇用支援充実のお願い

12.24.2011 · Posted in 女性問題, 震災復興

東日本大震災女性支援ネットワーク】は、12月19日(月)小宮山厚労大臣、被災地の女性の雇用支援充実の申し入れを行いました。

【東日本大震災女性支援ネットワーク】は、東日本大震災で被災された女性たちを支援する団体がより支援しやすくするための情報提供やネットワークをつなげる中間支援団体で、最近、メディア担当でお手伝いすることになりました。19日も厚労大臣への申し入れに同行してきました。

事前に被災地や被災された女性たちからのメッセージを集め、その声から雇用支援には何が必要か要望書をまとめ、厚労大臣にお渡ししてきました。

19日の申し入れは、16日(金)に決まり、週末の数日でメッセージを集め、被災者や支援活動をされている方々から70近い数が集まりました。
被災地の女性の現状を伝える貴重な声なので、こちらにも転載します。 (さらに…)

被災地女子中高生の本音

11.12.2011 · Posted in 女性問題, 子ども, 震災復興

仙台で支援活動を行なっている門間尚子さん(活動ブログ:センダイポデロサ日記)が、3・11からの4ヶ月間で出会った女性中高生から聴いた声の一部を紹介している。

大人たちが大変で忙しいときには、子どもたちは大人に気を遣っていて本音をいわない。まだ乳幼児や小学生は、自分自身をコントロールできず感情があふれ出てしまうけれど、中高生になると、下の兄弟の面倒もみなければならず、大人の大変さもわかるので、余計に我慢している。

被災地復興の狭間で子どもたちの声は後回しにされがち。このコメントは、思春期特有の女子の心の叫びであり、今後の心のケアをするうえで、とても貴重な内容である。3・11から半年以上たった今、被災地外では震災が風化していきつつある状況で、いまだに復興のメドもたたず、こんな気持ちを抱えながら暮らしている子どもたちや多くの人がいることを忘れてはいけないと思う。 (さらに…)

10月29日「東日本大震災 私たちだからできること〜Pray and Action〜」

11.12.2011 · Posted in 女性問題, 震災復興

10月29日 「東日本大震災 私たちだからできること〜Pray and Action〜」に参加した。

基調講演は、3・11からの支援活動を「センダイポデロサ日記」につづる門間尚子さん。

シンポジウムでは、下記3名のそれぞれの活動報告とともに、門馬さんを加えて4名が、「今後、私たちだからできること」について、それぞれの思いを語った。

震災後の女性・子ども応援プロジェクト 藤原志帆子さん
「“女性や子どもが主体”になれる復興のかたち」

インパクト東京 森山奈央美さん
「震災を通じて考える“私を守れる、私”」

災害時の性暴力・DV防止ネットワーク 山本潤さん
「“震災後の社会”が性暴力を許さない社会になるために」

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門間尚子さんの基調講演の一部を紹介したい。 (さらに…)

基地問題を抱える沖縄の女性と政治の関わり

01.28.2011 · Posted in Interview, 女性問題

沖縄女性史家  宮城晴美さん

●沖縄の女性史をまとめる

「沖縄の歴史によって複雑にできあがった家父長制や祟り思想。大昔からのしきたりを信じている人たちへ、その社会慣習の呪縛から解くために講演活動を行っています」。

宮城さんは、沖縄戦の開戦直後、軍の強制から600人を超える住民が「集団自決」を迫られた慶良間出身。「集団自決」から生き残った祖父母と母をもつ宮城さんは、「母の手記」を元に、30年をかけて住民の証言を聞き取り、『母の遺したもの』を2008年に出版。10年をかけて、前近代から戦後までの那覇の女性史の編纂に携わった。

米軍基地問題で揺れ続ける沖縄は、戦後65年もたつのに、未だに戦争が残した傷跡に翻弄されている。戦争が落とした影の残る沖縄の社会について宮城さんに女性の視点から語って頂いた。 (さらに…)

人身取引被害から 若い女性や子どもたちを救う

07.30.2010 · Posted in Interview, 女性問題

NPO法人 ポラリスプロジェクト 日本事務所代表 藤原 志帆子さん

●人身取引の被害者への相談支援

「人身取引は、麻薬取引に継ぐ、第二の犯罪産業。被害者の8割が女性で、その半分が子ども。日本では法の不備や支援機関が確立されていないうえに、周りの無関心も加わり、身体・性的な暴力、ことばの暴力から発展する人身取引が急増しています」。

藤原志帆子さんは、ワシントンD.C.に本部のあるポラリスプロジェクトの日本事務所代表として、若い女性や子どもたちへの暴力防止と相談から始まる支援を行っている。性風俗産業でのうそや脅迫による犯罪被害、ビデオや雑誌などポルノ産業での暴力や脅迫などの被害、「援助交際」や性風俗産業に関わる子どもたちなど、犯罪に関する情報を匿名で受け付け、救済活動を続けている。 (さらに…)