固定観念や先入観に支配されないために
人はいつのまにか、固定観念や先入観に支配されている。
それ自体、いつ、どのようにして自分のなかにできあがったのか、あまり自覚がないにも関わらず、それを否定や非難されると、感情が動いてしまう。
自分の感情が振り回されないかために、まず、どういう固定観念や先入観があるか、自覚するだけでも、随分変われるはずだ。
私たちが思い込んでいる常識を固定観念といいます。
固定した観念なので、なかなか、改めることが難しい。
それを否定する情報に接する。するとはるかになります。不快なので帰宅もない。むかつく。イラつく。「何を根拠に、そんなことを言っているんだ!」
思わず怒鳴りつけたくなります。固定観念を否定されると、身体は拒絶反応起こしのです。不安になり、不快になる。それは自分守ろうとする条件反射です。
人間の心理とは、おもしろいし、ある意味で恐ろしいものです。常識とは意思の先入観です。
それはパソコンに例えるなら、先にインストールされたソフトです。それをリセットしない限り次のソフト購入日はありません。
これが洗脳状態です。本書で述べたさまざまな情報に、唖然としたり、呆然としたり、あなたの先入観は大いに揺らいだことでしょう。
ときには不快にもなったはずです。知らぬが仏
これは仏教用語で、何も知らなければ仏のように平穏な心境でいられる、という意味です。しかし、現代社会ではさらに恐ろしい意味が加わりました。
知らないうちに、仏にされる」つまり殺される。
その恐怖の数々を、どうしたはずです。気づくことが勇気が要ります。Suzuki Ichiro 氏のFacebookより