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避難者、東京が最多の8030人

03.09.2014 · Posted in 震災復興

東日本大震災の避難者、1年前の2013年3月には、山形、東京、新潟の順に多かったのが、東京が最多になった。

山形、新潟は、福島から車で1時間圏内で、2年を目処に戻った人が多い。それは、当初から子どもの進級・進学を考え2年くらいでと考えていた人が多かったようだ。

東京の避難者で戻らない人が多いのは、仕事やパートなど職が多いし、支援やサービスの種類が多いことが関係しているのではないか。

都内の避難者全国最多8030人 首都圏に2万6763人 大震災
(東京新聞 2014年3月9日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014030902000127.html

 東日本大震災から三年が経過する中、被災地から首都圏へ避難した人の数は依然として二万六千七百六十三人に上ることが、二月時点の復興庁のまとめで分かった。東京都は八千三十人で、昨年七月から全都道府県で最多となっている。東京電力福島第一原発事故による福島県の避難指示区域からの避難者が六割を占め、生活再建支援が早急な課題となる。

 避難者受け入れ数が多い都道府県は東京以下、山形、茨城、新潟、千葉各県。茨城、千葉の受け入れ数はそれぞれ4919人、3962人。

 都内の避難者数は、ピークだった2012年4月に比べ15%減にとどまっている。昨年6月まで全国最多だった山形は、ピーク時に比べ半数以下に減った。

 都によると、避難者の出身県別では、避難指示区域外も含めた福島が6577人と八割を占める。約半数は、都が用意した住宅に入居している。区市町村別で最も多いのは「東雲(しののめ)住宅」がある江東区で1272人。以下は江戸川区、中野区の順。住宅の利用期限は当初は2年間だったが、被災地の要請に応じて一年延長を2回繰り返し、ほぼ来年3月末となっている。

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