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菜種油(キャノーラ油)の危険性

03.13.2014 · Posted in

食用油、そのなかでも植物油は摂らないほうがいい。

日本でよく使われる食用油の代表である、菜種油(キャノーラ油)は、元々燃料に扱われていたもので、今では遺伝子組み換え食品の代表格。

ラットの実験では、寿命を短縮させる作用、脳に影響を与える微量成分が他の食用油に比べて多いこと(脳卒中促進作用)、毒性が世代を超えて影響を与えること、環境ホルモンに酷似した有害物質が含まれ、前立腺がん、精子減少、不妊などへの影響の可能性が高いことが報告されています。

「菜種油(キャノーラ油)の危険性」

現代は、人類史の中でも極めて油を大量に摂取する時代です。「油は何を使うか」と考える前に、本来ならこの食用油の異常な摂取量を控えめにすることが賢明だと思われます。

日本で常用される食用油のほとんどが、菜種油(キャノーラ油)、パーム油、大豆油です。

菜種油はそもそも灯りの燃料として利用されていました。成分に、甲状腺肥大を起こす硫黄化合物や心臓に脂肪蓄積を起こす脂肪酸が多量にあるため、食用油としては使用されませんでした。

現在、なぜ日本の主流の食用油となったのでしょう。

食用油と畜産業界とは切ってもきれない関係があります。そもそも食用油は、濃厚な配合飼料として適しているトウモロコシ、大豆、菜種などの油糧種子の副産物の、消費措置として企てられたと考えてよいでしょう。つまり、家畜のえさから、人間の食生活へ浸透していったことになります。家畜飼料の副産物である食用油を捨てるよりは消費させた方が賢明だと考えたのだと思われます。

こうして、1970年代後半に、カナダの研究グループにより、この2つの毒性物質をほとんど減らした「カノーラ種(キャノーラ種)」の(遺伝子組み換え)品種改良に成功し、現在のキャノーラ菜種に移行していきました。いまや食用油の代表格にまで君臨しています。

しかし、その後この菜種油を摂取した生物への毒性が明らかになってきました。菜種油を与えたラットの心臓に脂肪蓄積が見つかりました。業界は慌てて安全性の検査が行われるようになりましたが、輸出国にとって大きい財源だったこともあるためか、結局あいまいな解釈で終わり、いまだに消費の拡大はとまっていません。

菜種油にラットの寿命を短縮させる作用、脳に影響を与える微量成分が他の食用油に比べて多いこと(脳卒中促進作用)、毒性が世代を超えて影響を与えること、環境ホルモンに酷似した有害物質が含まれ、前立腺がん、精子減少、不妊などへの影響の可能性が高いことがいわれています。

また、家畜飼料としても、大豆かすよりキャノーラ菜種かすの方が有害であることもわかっていますが、畜産業の利潤を考えれば菜種かすの割合がどうしても増えてしまいます。

日本の食用油において消費トップはキャノーラ菜種油です。何を食べるべきかの前に、何を食べないべきという選択のほうが優先かもしれません。病気になる前にまずは安全な食事の情報を身につける必要があります。

※日本の菜種自給率は1970年ぐらいまでは100%でしたが、現在では0.1%以下にまで減少しています。
※輸入される搾油用菜種の90%は、カナダ産のキャノーラ品種です。遺伝子組換えによるラウンドアップレディー(グリホサート耐性)品種、リバティーリンク(グルホシネート耐性)品種が主力であり、大量に日本に輸出されていますが、油に遺伝子組み換え食品の表示義務がないのは周知のとおりです。

参考:奥山治美著、wikipediaなど。

吉冨 信長さんのFacebookより

https://www.facebook.com/nobunaga.yoshitomi/posts/252226134957762:0

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