報道ステーション-2014年03月11日-福島の甲状腺がん33人
3月11日の報道ステーションでの甲状腺がんの特集が、反響を呼んでいる。
甲状腺の検査でひっかかっても、どこの病院でも診てもらえず、福島県立医大へ行け、といわれる。
県立医大にいったとしても、きちんと診てくれない。検査さえしてくれない。
母親は子どもが心配で調べてくれるところを探しても見つからないし、探そうとすることを「やめてくれ」「もう忘れよう」という家族や周囲の人たち。さらに母親は苦悩する。子どもはこの先どうなるのか、この土地でどうやって暮らしていくのか。
福島県も国も本当の情報を出さないこと、県立医大以外の医療機関が拒否することは震災直後からいわれていた。
なぜ今頃この内容を報道するのか、メディアはこんな情報をずっと以前から知っていたはず。直後に報道したら反発があると思ったのか、広告主への配慮か、今まで温めてきて3年たったら世の中に受け入れられるのか、それとも国からの圧力で報道できなかったのか。
メディアはいつも知っていても、本当に国民が欲しいときに情報を流さない。
大きな力によって抑えられている間に、被害が広がっていく。
当事者が声をあげないと真実はわからないが、心身ともに疲れている福島の人たちに声をあげてとはいえない。
放射能は今や福島だけではなく、関東圏も相当影響がある。
この先、ガン患者が増えてある一定数を超えないと国も医療期間も動かないのか。
1.子どもが甲状腺がんに・・・ 母が苦悩の告白3/11報道ステーション(内容書き出し)
2.「甲状腺がん増加は4~5年後」チェルノブイリの“知見”検証3/11報道ステーション
(内容書き出し)3.「不安あおる」と県に止められた甲状腺初期被ばく調査3/11報道ステーション(内容書き出し)
2014年3月11日 (火)
わが子が甲状腺がんに…原発事故との関係は福島第一原発の事故から3年がたった。福島県で震災当時18歳以下の子ども約27万人のうち、甲状腺がんと診断された子どもは33人。子どもの甲状腺がんは、年間100万人に1人か2人とされてきたが、それよりもはるかに高い割合で見つかった。県の第三者委員会は、今、見つかっている子どもの甲状腺がんについて、原発事故の影響は考えにくいとしている。しかし、子どもが甲状腺がんと診断された母親は、やり場のない思いを抱えている。子どもの甲状腺がんは、本当に放射線と関係ないのか。1986年4月26日、チェルノブイリ原発の4号機が爆発・炎上し、莫大な量の放射性物質が放出された。未曽有の原発事故を経験したこの地で、子どもの甲状腺がんと被ばくの関係は、どのような結論に至ったのか。