「逮捕される心配はない」と考えていた加害者
沖縄の高里さんのコメント。
「文化的または社会的風習により、日本の被害通報率は低いため、被告は逮捕されることについては全く心配していなかった」と弁護士に告白している。
日本ではやりたい放題だと考えられている現実に愕然とする。
男尊女卑、家族制度の強い、沖縄では、今もこの考え方のまま。
日本の男も、こういうふうに考えている輩が多いこと。
いつになったら変わるのだろう・・
沖縄の高里さんのコメント。
「文化的または社会的風習により、日本の被害通報率は低いため、被告は逮捕されることについては全く心配していなかった」と弁護士に告白している。
日本ではやりたい放題だと考えられている現実に愕然とする。
男尊女卑、家族制度の強い、沖縄では、今もこの考え方のまま。
日本の男も、こういうふうに考えている輩が多いこと。
いつになったら変わるのだろう・・
基地、格差、貧困・・・日本のあらゆる負のしわ寄せが沖縄に集中している。
しかし、沖縄といえば、きれいな海と空、明るく、暖かい、イメージしかない人も多い。
琉球大学教授・上間陽子さんは、沖縄の夜の街を歩き、風俗業界に押し出された未成年の少女たちの話を聞き続けてきた。
『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』は、沖縄の貧困と暴力のなか生き延びてきた女性6人の生活を記録した著書。
特定非営利活動法人 おきなわCAPセンター 事務局長 糸数 貴子さん
「SAFE・STRONG・FREEは、CAPの登録標語で、『安心・自信・自由に生きる権利は誰だってある』という意味です。多様な人が受け入れられる社会になってほしい」。
CAPとは、「Child Assault Prevention(子どもへの暴力防止)」の頭文字をとったもので、子どもが暴力から自分を守るプログラムをワークショップを使って行っている。CAPは、1978年に米国で生まれ、世界16カ国に広がり、日本には1985年に森田ゆりさんによって伝わえられた。家庭内暴力、いじめ自殺、虐待の増加という社会的背景が後押しし、現在、北海道から沖縄まで 130以上のグループが活動している。
おきなわCAPセンターは、児童相談所の職員や精神科医、カウンセラーが集まって行っていた虐待についての勉強会が前身で96年に設立された。今までにおきなわCAPセンターで養成講座を受けた人は200人以上、現在、約50人がメンバーに登録しており、3人1組で沖縄全土から離島まで出向いて、ワークショップを行っている。小学生向けは授業の2時間、中学生は授業の2時間×2日間、大人向けは2時間のワークショップを、多いときには年間200回も開催している。 (さらに…)
沖縄女性史家 宮城晴美さん
「沖縄の歴史によって複雑にできあがった家父長制や祟り思想。大昔からのしきたりを信じている人たちへ、その社会慣習の呪縛から解くために講演活動を行っています」。
宮城さんは、沖縄戦の開戦直後、軍の強制から600人を超える住民が「集団自決」を迫られた慶良間出身。「集団自決」から生き残った祖父母と母をもつ宮城さんは、「母の手記」を元に、30年をかけて住民の証言を聞き取り、『母の遺したもの』を2008年に出版。10年をかけて、前近代から戦後までの那覇の女性史の編纂に携わった。
米軍基地問題で揺れ続ける沖縄は、戦後65年もたつのに、未だに戦争が残した傷跡に翻弄されている。戦争が落とした影の残る沖縄の社会について宮城さんに女性の視点から語って頂いた。 (さらに…)