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Archive for the ‘精神医療’ Category

薬物乱用の真実

11.11.2013 · Posted in 向精神薬

薬物の影響について警告するサイト、薬物のない世界のための財団では、一般的に乱用されている様々な薬物の情報が掲載されている。

マリファナ、コカイン、エクスタシー、覚せい剤、LSD、ヘロインなどの違法薬物はもちろん、処方薬、鎮痛剤、リタリンなど一般薬の乱用の情報がある。

処方薬についてのあまり知られていない事実には、 (さらに…)

厚労省が睡眠薬の使用の指針を作成

11.09.2013 · Posted in 精神医療

向精神薬や睡眠薬を服用する人が増え、その副作用や弊害が社会で目立ってきたのか、厚労省が指針を作成。

症状がおさまったら減薬の指針を示すのはいいが、減薬の指示や処方するのは医師。医師が不必要な薬を出さなければ、そもそも問題にはならないはず。

また、「自己判断で薬を止めないように」とあっても、減薬しようとしない医師が多いから、依存性に不安を持つ患者が無理にやめようとするわけであって、投薬治療に頼る医師側の問題が大きい。

「8時間睡眠」などの強迫観念も医療側が刷り込んだ結果、夜寝ないとダメと思い込む人も多い。
また、サービス残業や過剰労働や、CMなどであらゆる不安を煽られる現代人は、勝手に不眠だ睡眠障害だと騒ぎすぎ。それに病名をつけて儲けているのが現在の医療である。 (さらに…)

右肩上がりの向精神薬市場

10.29.2013 · Posted in 向精神薬

日本の精神薬市場は、10年ほどで、恐ろしいほどの成長。
抗うつ薬は、400億弱から、1600億円!
統合失調症薬は、200億弱から、1400億!
こんな成長産業は、ないのではないか。

これは、「うつかなと思ったら、病院へ」などの1998年うつ病キャンペーン以来、病院にきた人を簡単なうつチェックなどで「うつ病」などの精神病と診断し、精神科医が治療と称して、せっせと投薬治療を進めたからである。

10年たってようやく多剤大量投薬の問題が出てきたところで、この朝日新聞の記事。しかし、減薬のすすめであって、断薬のすすめではない。

製薬会社が支えている精神医療産業。薬があるからこそ、経営を継続させることができる精神科医。

患者側が、薬の危険性を理解し、断薬治療の医師を選んだり、症状を軽減する努力をしたりしながら、自ら薬を減らす方法を見つけない限り、薬の影響を受け続け、本当の意味での回復には程遠いことになる。

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うつ病に仕立て上げられる「うつチェックリスト」

10.11.2013 · Posted in 精神医療

「疲れがとれない」→ 仕事やいろいろなことが重なると誰でもあること。
「新聞やテレビを観てもつまらない」→ 実際に内容が面白くない。
「物事に集中できない」→ いくつもの仕事やプライベートの気になることがあれば、誰だって集中できない。
「疲れているのになかなか眠れない」→ エキサイティングするような仕事やイベントがあれば興奮してなかなか眠れない。

こんな簡単なチェックで、いくつかチェックが入ると「うつ」と診断され、「精神科にいきましょう」。そして、向精神薬を処方されてしまう。

2000年以降、急にうつ病が増えたのは、製薬会社と医者が協力してうつ病患者に仕立て上げる、このようなからくりがあるから。一旦、向精神薬を処方されると、なかなか止められないだけでなく、副作用が出てしまい、その副作用を解消させるために別の薬を出され・・・と薬漬けにされてしまう。薬を止めたいと思い、自分で減らすと、変な症状が出て、それが怖くて止められない・・と依存状態に。 (さらに…)

ADHDの薬と自殺の関係

10.09.2013 · Posted in 向精神薬, 発達障害, 精神医療

ADHDと診断された子どもには、リタリンなどの向精神薬が処方されるが、その向精神薬が原因で自殺が増えているというオーストラリアのデータ。

向精神薬のような覚せい剤と同様に脳に影響を与え、依存性の高い薬を子どもに与えるのは、成長は発達にも悪影響がある。にも関わらず、医者や親の都合でおとなしくさせるために薬を子どもに飲ませる。これはまさしく虐待ではないか。

そして自殺に導くなんて、親も医者も子どもを殺したいとしか思えない。 (さらに…)

パキシル

10.08.2013 · Posted in 向精神薬

パロキセチン(パロキセチン塩酸塩水和物、Paroxetine Hydrochloride Hydrate)は、イギリスのグラクソ・スミスクライン社(旧 スミスクライン・ビーチャム)で開発された選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)である。

うつ病やうつ状態、パニック障害、強迫性障害、社会不安障害の治療に用いる。
気分が晴れずに落ち込んだり、悲観的になったり、やる気がでない、集中できない、眠れない・・といった心の症状を改善し、気持ちが前向きになるのを助ける。また、不安や緊張した気分をほぐして、気持ちを楽にする。
摂食障害、過食嘔吐、月経前不快気分障害、外傷後ストレス障害などに応用される。

パロキセチンは、脳内セロトニン神経系でセロトニンの再取り込みを阻害することで、脳内シナプス間隙に存在するセロトニン濃度が高まり、神経伝達能力が上がる。その結果、抗うつ作用及び抗不安作用を示すと考えられる。

断薬治療を行っているDDclinic の内海聡医師は、パキシルについて下記のように言っている。

パキシルについて
SSRIの中では最も悪名高き抗うつ薬であるだろう。胃腸障害、依存性、禁断症状、シャンビリから妊婦の催奇形性まで、まさに非の打ちどころがない悪薬。医師側として思うのは抜きづらい。10mgずつ減らすなどはなかなか難しく5mgとか2.5mgをはさまないといけない。本当は一気に抜くべきだが相当の知識と協力者がいないと無理である。パキシルは多くても事件を起こすが、動かした時減らした時に事件を起こすからやっかいである。この点はルボックス(デプロメール)とは少し違う気がする。パキシルはCYP2C19と2D6を強力に阻害する。一言でいうと絶対使うな、絶対他の精神薬と併用するなってことである。

【警告】
「7〜18歳の大うつ病性障害患者を対象としたプラセボ対象試験において有効性が確認できなかったとの報告、また、自殺に関するリスクが増加するとの報告もある」

つまり、薬を飲んでも効果はなく、自殺のリスクが増えるだけ、という薬。 (さらに…)

凶悪犯罪のウラに向精神薬の影響

09.30.2013 · Posted in 精神医療

向精神薬の副作用の代表的なものに、体重の極端な増加、肝臓や腎臓への障害、暴力、攻撃性、躁状態、無気力、幻覚などがあるが、最も恐ろしいのは、極度な興奮で正気を失い異常な落ち着きが無くなる「アカシジア」という症状。この症状を経験すると幻聴や自殺願望が表れる。アメリカでは製薬会社が精神科医に提示する警告書では、精神薬の投与で自殺の危険性が 6〜7倍増加すると報告されている。

最近の凶悪犯罪や奇怪な事件に精神薬が関与していると疑われている。

1999年のアメリカのコロンバイン高校での銃乱射事件の主犯者はSSRIのルボックスを処方されていたことから、被害者遺族が製薬会社を告訴し、裁判で因果関係は証明されなかったが、この薬は販売中止に追い込まれている。 (さらに…)

ADHDの診断基準

09.13.2013 · Posted in 子ども, 発達障害, 精神医療

ADHDを診断するのは、精神疾患を診断する基準の「DSM-IV-TR」によって行われる。
育てにくい子、学校でみんなと同じことができない子が、この基準によってADHDと診断されると、発達障害のレッテルを貼られ、みんなと同じように学校生活が送れなくなったり、薬物治療されたりする。その結果、普通の子としての成長が阻まれてしまう。

この基準、精神科医が作ったとされるが、他の内臓疾患などと比べると、主観的でかなりファジーな基準。科学的根拠があるかどうか疑わしい。アメリカの精神医療の方針にそって適当につくられたともいわれている。

何も知らない親は、他の子とちょっと違うということで、学校から精神科を紹介されると医師のいうことを信じこんで、薬でおとなしくなるだけでなく副作用でどんどんおかしくなっていく子を黙って見ながら悩むことになる。 (さらに…)