福島の小中学生 原発事故で8割が転校
福島の避難区域の小中学生の8割が、転校したという。
当然だ。
成長期の子どもたちを被曝させることが、どういうことなのか、子どもの幸せと健康を願う普通の親なら転校は当たり前だ。逆に、とどまっている人たちは、どんな事情があれ、我が子のことをどう考えているのか、とも思う。
また、当初より線量が低くなったとはいえ、今にも爆発しそうな原発、汚染水の垂れ流しなど、将来的な希望的観測は難しい。
国や福島県は、呼び戻そうと新たな学校をつくる計画などをたてているようだが、いくら人口が減って税収が減るからといって、子どもたちをとどまらせる方策に予算を使うのは、本当の意味で人の命や健康を軽視しているにすぎない。
●福島12市町村 避難区域小中生8割減 原発事故で大量転校(河北新報 2013年7月31日)
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130731t65009.htm