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Archive for the ‘子ども’ Category

ママたちの不安(2)〜小学生ママたちの苦悩

06.27.2011 · Posted in 原発・放射能, 子ども

6月21日〜23日、子どもの放射能による健康被害を心配する神奈川県のママたちからのリクエストにより、ガイガーカウンターで空中放射線量測定にいった。

3日間で行ったエリアは6エリア。1エリアにつき、小学校や幼稚園、公園など3〜6カ所程を測定。小学校では、正門付近・校庭中央・砂場・遊具付近・水飲み場・校舎入り口・プールなど、公園では、砂場・滑り台下・水飲み場・ブランコ・植木の茂みなど、子どもが好きそうな場所を測定した。 (さらに…)

動画)「チェルノブイリのかけはし」野呂美加さん講演 2011/5/22

06.24.2011 · Posted in 原発・放射能, 子ども

2011年5月22日。NPO法人『チェルノブイリのかけはし』代表 野呂美加さんによる スライド上映とお話会。放送時に途切れてしまった部分を修正した完全版です。
(時間:168:28)

●特定非営利活動法人チェルノブイリへのかけはしの公式サイト&ブログ
「チェルノブイリのかけはし」 (さらに…)

子どもの心を尊重するということとは

06.20.2011 · Posted in 子ども

「子どもの心のケア講座《遊びを使ったケア》」は、遊びを通して具体的な子どもとの関わり方についての講座で、わかりやすく、現場で役に立つことばかりでとても良かった。佐藤信一先生は、東京シューレで、不登校やひきこもりの子どもを相手にしている先生である。現場の体験話が、本当に生きた内容だった。

●子どもは遊びで心の回復をはかる

子どもは遊びを通して現実を認め、消化していく。今回の震災のようなとても大変な非常事でも、遊びで体験をし直して乗り越えていく。 (さらに…)

避難所でのコミュニティづくりを〜赤プリの避難所で

05.15.2011 · Posted in 子ども, 社会貢献, 震災復興

今週、都内の避難所となっている、グランドプリンス赤坂にボランティアに行った。
東京弁護士会が、赤プリの一室を学習室として小中学生に学習支援をしている。私がいった午前中は、小学生タイム。3名の小学生がやってきたので、そのうちの1人の5年生に、算数のドリルをやってもらった。久々に小数点の算数問題を解いた。だんだんのってきて、もっとやりたいというので、計算問題をつくって出したところ、一生懸命解いていた。小学生の集中力はすごい。

●きれいだが、冷たい雰囲気の環境

赤坂プリンスは、約800人が暮らしているそうで、全員福島県の人らしい。ここの入居期間は6月末まで。閉鎖された東京ビッグサイトや味の素スタジオから移ってきた人も多いという。ベビーカーを押す人もすれ違ったので赤ちゃんから高齢者までいるようだった。あの大理石の空間でエレベーターで居室までのぼりおりする雰囲気は、避難所といっても、被災地の避難所とは、全く印象が違うものだった。 (さらに…)

「被災地の子どものケア」 特別非営利活動法人ジャパンハート  吉岡秀人代表

04.08.2011 · Posted in 子ども, 震災復興

宮城県の海沿いの避難所での支援を行っている、特別非営利活動法人ジャパンハート(http://www.japanheart.org/) 代表 吉岡秀人医師に、被災地での状況をうかがった。

+ + +
われわれの被災地での支援活動は、「医療側の視点での介入」と「それ以外の視点での介入」がある。

大人が避難所での毎日の暮らしで奔走するなか、子どもたちは、不安を口に出せない。親に負担をかけたくないため、逆に気丈に振舞う場合が多い。
ショックやトラウマを抱えていても、今は、症状は出ない。住む場所が決まって、絶対安全な環境で、学校に通いだしてから症状は出る。そのため、不安などから興味をそらす方向への工夫が大事である。 (さらに…)

誰もが幸せと感じる社会のための考える機会を提供

03.10.2011 · Posted in Interview, 子ども

子どもHAPPY化計画 代表 佐藤 俊恵さん

●日本の子どもの現状を伝える

「子どもの相対的貧困率は14.2%、ひとり親家庭の相対的貧困率は54.3%(2009年秋厚生労働省公表)。ひとりひとりの幸せを測ることはできないけれど、幸せと感じる社会的な尺度がなければ、人は幸せを実感できないかもしれません。今、その社会的な尺度が、なくなってきているんじゃないでしょうか」。

『子どもHAPPY化計画』は、2009年には勉強会、2010年は様々なスピーカーを招いたワールドカフェを開催し、日本の子どもの現状について情報を発信しながら、多様な価値観を認め合いつつ、人々が幸せな社会をつくるためにはどうすべきかについて様々な視点から考える場を提供している。 (さらに…)

子どもを暴力被害から守る 予防プログラムで生きやすい社会を

03.09.2011 · Posted in Interview, 子ども

特定非営利活動法人 おきなわCAPセンター 事務局長 糸数 貴子さん

●安心・自信・自由に生きる権利

「SAFE・STRONG・FREEは、CAPの登録標語で、『安心・自信・自由に生きる権利は誰だってある』という意味です。多様な人が受け入れられる社会になってほしい」。

CAPとは、「Child Assault Prevention(子どもへの暴力防止)」の頭文字をとったもので、子どもが暴力から自分を守るプログラムをワークショップを使って行っている。CAPは、1978年に米国で生まれ、世界16カ国に広がり、日本には1985年に森田ゆりさんによって伝わえられた。家庭内暴力、いじめ自殺、虐待の増加という社会的背景が後押しし、現在、北海道から沖縄まで 130以上のグループが活動している。

おきなわCAPセンターは、児童相談所の職員や精神科医、カウンセラーが集まって行っていた虐待についての勉強会が前身で96年に設立された。今までにおきなわCAPセンターで養成講座を受けた人は200人以上、現在、約50人がメンバーに登録しており、3人1組で沖縄全土から離島まで出向いて、ワークショップを行っている。小学生向けは授業の2時間、中学生は授業の2時間×2日間、大人向けは2時間のワークショップを、多いときには年間200回も開催している。 (さらに…)

【子どもの人権・相談・シェルター】

03.02.2011 · Posted in LINK, 子ども

子どもの人権相談(子どもの人権救済センター)東京弁護士会
子どもの人権に関する相談のすべてを無料で行っています。
友達のこと(いじめ・仲間はずれ・男女交際など)、学校のこと(不登校・退学強要・校則・学校事故など)、先生のこと(体罰・ひいき・セクハラなど)、家族のこと(虐待・過干渉・ネグレクト・両親のこと、両親の離婚、親類・兄弟姉妹とのトラブルなど)どんなことでも相談できます。
電話番号 03-3503-0110 月~金曜日 13:30~16:30 17:00~20:00、土曜日 13:00~16:00
面接相談 無料・要予約 予約受付 03-3581-2205 水曜日 13:30~16:30、土曜日 12:30~15:30

チャイルドライン支援センター
18歳までの子どもがかける電話、うれしいこと、楽しいこと、悲しいこと、さみしいこと、どんなことでも話していい、子どもの声を受け止める電話です。

社会福祉法人カリヨン子どもセンター
「今すぐ逃げ出したい!」「今夜帰る場所がない!」「家に帰ってくるなと言われてしまった…」虐待にあい安全に暮らせない子ども、児童養護施設や養育家庭で育ち自立したものの、仕事や生活がうまくいかなくなり、住む場所、帰る場所を失ってしまった子ども、少年犯罪を起こし、引き受けるおとながいないためにやむを得ず少年院に送られてしまう子どもなど、困難を抱える子どもたちのために『子どものシェルター』と『自立援助ホーム』を運営しています。

子どもセンター てんぽ
虐待などが原因で家庭を離れなければならない10代後半の若者のためのシェルターと、生活上で困難な場合の電話相談を行っています。
電話相談 050-1323-3089 開設日:月・水・金(祝日・年末年始を除く)13:00〜17:00

子どもだからこそできる活動を! 大人が支える、子どもによる国際協力

05.26.2010 · Posted in Interview, 子ども

NPO法人 フリー・ザ・チルドレン・ジャパン  事務局長 中島早苗さん

●カナダの12歳の男の子が創設

「フリー・ザ・チルドレン」は、カナダでクレイグ・キールバーガー少年が創った「子どもによる、子どものための」国際協力団体である。

彼は小学校6年生の時に児童労働を知ってショックを受け、クラスメイトとグループを作り募金活動などをスタート。中学1年の時に南アジア5カ国を回り、想像以上の悲惨な現状に衝撃を受け、「この現状を変えるには実際に見たことを伝えていかないと」という思いから設立された。フリー・ザ・チルドレンのネットワークは現在、世界45カ国に広がり、北米だけでも5万人以上が活動している。

日本の「フリー・ザ・チルドレン・ジャパン(FTCJ)」は中島さんが設立し、現在、全国各地で18歳以下の約300人が、世界の子どもたちの貧困や児童労働からの自立支援のために、チャリティ・コンサートやセミナーなど様々な活動を行っている。 (さらに…)

日本の子どもたちを 大人たちの協力&協働でサポート

05.23.2010 · Posted in Interview, 子ども

NPO法人キッズドア  理事長 渡辺由美子さん

●子どもを取り巻く環境を良くしたい

「いじめ・自殺・貧困…。日本の子どもを取り巻く状況はどんどん悪くなっている。行政・地域・企業がそれぞれ子育てや教育を支援しているが実際に届いているのはごく一部。もっとたくさんの子どもたちにいろいろな体験や情報提供をできないだろうか」。

キッズドアを立ちあげた渡辺由美子さんは、「こどもと社会をつなぐポータルサイト キッズドア」での情報発信をベースに、子どもたちに向けて活動をしている様々な企業やNPO・団体などと連携してイベントや情報提供などの支援活動を行っている。 (さらに…)