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Archive for the ‘view’ Category

「子供の生活15年変化」調査レポート  から

10.01.2012 · Posted in view, 子ども

「子供の生活15年変化」調査レポート
2000年前後に生まれた「アラウンド・ゼロ世代」を追う。
http://seikatsusoken.jp/pdf/news/news275.pdf

博報堂生活総合研究所が、今年2012年に小学4年生〜中学2年生対象の「子供調査」を行った。

この年代の子どもたちの成長過程に、下記の大きな出来事がある。親の世代でもこれほど大きな出来事を経験していないことを考えると、子どもだけでなく、家族や周囲の人間に対しても、これらの影響はとても大きい。

・ 2008年 リーマンショック
・ 2009年 民主党への政権交代
・ 2010年 GDPで日本が中国に抜かれ、世界第三位へ
・ 2011年 東日本大震災
調査結果から、8つのFindingをあげている。
以下、個人的に分析をしてみた。 (さらに…)

良い支援のつながりとは

03.27.2012 · Posted in view, 震災復興

東北から都内に母子避難している中学生3年生が都立高校の受験に失敗した。経済的に厳しいため、私立の滑り止めも受けていない。合格発表後に公立で探すとなると定時制くらいしかない。

避難生活でゆとりもなく、避難所暮らしなどの環境の変化、どこに住むのか今後の見通しも見えない状況での受験勉強は、さぞかし大変だっただろう。東北と都内では、高校に関する考え方、学校選びなども全然違う。

地方は公立高校にいくのが一般なので、公立中学校の進路指導も教育内容も、ある意味きちんとしている。「15の春を泣かせない」と中学校の先生は絶対に受かる指導をするのが基本。一方、 (さらに…)

シンディー・ローパー記者会見 at日本外国特派員協会

03.17.2012 · Posted in view, 震災復興

シンディー・ローパー記者会見 at日本外国特派員協会:全文掲載
@NHK「かぶん」ブログ
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/800/112997.html

シンディ・ローパー、つくづくすごい人ですね。

きちんと現地にいって、現地の人の現状を少しでも肌で感じ、理解しようと、自分から入っていこうとする。
石巻も福島も、自分から足を踏み入れ、自分ができることをきちんと考えて、言葉にして、実行する。

すべて受け入れるのは難しいし、同情するだけでもなく、できること、できないことを具体的に提案として出す。
経済復興として、買い物するなら、東北のものを、お酒を!と、なぜ、そう思えるのかも含めて、人に訴える。 (さらに…)

3・11 はまだ続く

03.11.2012 · Posted in view

あの日から1年がたちました。
「復興」という言葉が何かにつけ出てきますが、現地では、普通に家も建てられない状況が続いています。
そのなかでも平穏な暮らしを送れるようになったと笑顔で話してくれる人がいるということが少しもの救いです。

たまたま震災の被害がひどくなかった場所に住んでいただけで今の暮らしができること、家があり、家族とともに、くだらない冗談をいいあいながら、食事ができ、友人や知人と自由に会え、仕事ができる… そんな日々を暮らせる現実に感謝しなければ、と切に思います。大きな事件もなく、普通といわれる毎日を送れることこそが、幸せの基本なんだと痛感します。

情熱大陸で石巻のケーキ屋さんがいっていた言葉、
「”復興”という言葉を聞くと疲れてしまう。”頑張れ”といわれるとしんどい。普通に暮らせることこそが大事」という言葉を国民が改めて考えるべきだと思います。

1年がたったから何かが終わるわけでない。家や町が消え、人が亡くなったことを、1年たったから、3年たったからといって、その痛みは消えるわけではありません。ずっと続きます。忘れてはいけないと思います。

誰でもできる被災者支援、たくさんの人の協力を

01.08.2012 · Posted in view, 震災復興

昨年クリスマスの頃、福島から母子避難しているAさんから連絡がきた。
「赤坂プリンスに避難していた男性が、赤プリ退所後身体を壊し入院。10日程前に退院したが、都からは病院の近くの部屋を提供されたが、生活用品が何もそろっていない。都や赤十字から提供される家電などの生活用品もまだ届いておらず、支援してあげられないか」。

Aさんがいうには、母子避難していると、子どものために何が必要なものは、調達しようと必死で駆けずり回るが、退院後すぐでは土地勘のない土地で思うように動き回れないだろうし、男性だと知らない人間から何かをもらったり提供されたりすることに抵抗があるだろう。特に、東北の男性は「武士は食わねど高楊枝」的な思考が強く、信頼関係ができるまで、素直に提供を受けるのがなかなか難しい。また、母子避難の人たちは、ある程度まとまって暮らして、お互い協力や情報交換ができるが、一般のところにひとりで暮らしていると、いろいろな支援が届かない、ということだった。 (さらに…)

日本人の幸福度

11.25.2011 · Posted in view

ブータンのワンチュク国王夫妻が来日し、その爽やかさ、清々しさに心打たれた人も多いと思う。
「『GNHはGNPよりもより大切である』と発言するような素敵なトップがいる国だから、国民の95%が幸福と感じるんだろうなぁ」と、トップと国民の関係で幸福度を直結して考えてしまった。

このGNH(Gross National Happiness=国民総幸福感)は、1972年に、ブータン国王ジグミ・シンゲ・ワンチュクが提唱した「国民全体の幸福度」を示す“尺度”である。これはブータン固有のものなので、この尺度で他の国を測ったデータはないが、それと似たようなもので地球幸福度指数というものがある。

地球幸福度指数は、イギリスの環境保護団体であるFriends of the Earthが2006年7月に紹介した国の幸福度のレポート「THE (UN)HAPPY PLANET INDEX」によるもので、「人生の満足度」「平均寿命」などの要素から計算された数字によるものだそうだ。 (さらに…)

追悼 Steve Jobs

10.06.2011 · Posted in view

スティーブ・ジョブズが、2011年10月5日亡くなった。56歳。若すぎる。
1976年にAppleを共同設立、経営方針の意見対立などにより1985年に同社を去り、Pixer社、Next社を設立後、1997年に復帰。

Macintosh Performa 550 からスタートし、PowerBook2400 → iMacDVボンダイブルー → iBookG4 → iMacとずっとMacユーザーの自分としては、あまりにもショックと喪失感が大きい。それに、iPhone4Sの発表をTim Cook氏が、プレゼンテーションした日が、Jobsの命日になるなんて。
ひとつの時代が幕を閉じた。 (さらに…)

放射能による健康被害と家族

09.20.2011 · Posted in view, 原発・放射能, 子ども

放射能の食品への影響が深刻だ。特に、小さい子どもがいる家庭の母親は、食品の産地表示、放射線測定値を気にする人も増え、なかには、学校や保育園の給食をお弁当に替え、牛乳を飲ませない代わりに水筒を持たせる人もいる。小さい子どもを持つ親が、放射線による内部被曝をどうにかして防ごうというのは切実な思いだ。

そんな心配するママたちのなかで、こんな話を聞いた。 (さらに…)