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Archive for the ‘震災復興’ Category

被災地で、DV激増、福島で6割超―児童虐待も過去最高を記録

03.11.2013 · Posted in Library, 女性問題, 子ども, 震災復興

震災後3年を迎えるのに、遅々として進まない復旧と復興。

「配偶者間暴力、被災地で深刻=福島で6割超―児童虐待も過去最高を記録【震災2年】」と報じられた。

東北は、潜在的にDVが多いといわれるが、我慢が美徳とされ、閉鎖的な地域性もあり、今まで表面化してこなかったが、狭い仮設住宅や将来の見えない暮らしで、ストレスは、もうMAX。普通の人でさえ、イラついて、感情をコントロールできない人も出てきていると思う。
DVがあれば、必ずといっていいほど、子どもにも虐待の被害にさらされる。

一刻も早く、自治体が率先して、支援体制の強化をすべきだ。
自分たちでどうせやれないのだから、経験のあるNPOや民間の団体が動きやすいような仕組みづくりをすべきだ。

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●配偶者間暴力、被災地で深刻=福島で6割超―児童虐待も過去最高を記録【震災2年】
http://news.nicovideo.jp/watch/nw544058
2013年3月10日(日)11時30分配信 時事通信社
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被災者7割が心身の不調

03.10.2013 · Posted in 震災復興

NHKの1000人に対するアンケートで、被災者の7割もの人が心身に不調を訴えている。

気分が沈みがち」の37%、「よく眠れない」32%、「意欲がわかない」28%、抑うつ状態の人がかなりの多さ。
アルコール依存の人も増えているだろうし、このまま悪化すると自殺に結びついてしまう。
「65歳以上の高齢者で不調を訴えた人は、75%」もひじょうに高い数値。
早急な対応が必要だ。

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●被災者の7割 心や体の不調訴え NHKニュース
http://smar.ws/p72ht
3月9日 7時8分 NHKニュース

NHKが、岩手・宮城・福島の3県の1000人余りの被災者にアンケートを行ったところ、この1年で、7割が震災や事故の影響で心や体に何らかの不調を訴え、高齢者だけでなく特に40代や50代の働き盛りの世代でも体調が悪化していることが分かりました。

NHKでは東日本大震災と東京電力福島第1原発の事故が起きてから2年になるのを前に、去年12月から先月にかけ、被害が大きかった岩手・宮城・福島の3県の被災者や事故の被害者に、アンケートを行い、1006人から回答を得ました。

この中で、震災や原発事故による影響で1年前からこれまでに心や体にどのような不調が出ているか複数回答で尋ねたとところ、
▽「気分が沈みがち」と答えた人が最も多く37%で、次いで▽「よく眠れない」が32%と、▽「意欲がわかない」は28%、▽「薬が必要になった」が25%、▽「血圧が上がった」が23%で、何らかの不調を訴え、体調が悪化した人は、全体の70%に上りました。年代別に見てみますと、▽65歳以上の高齢者で不調を訴えた人は、75%と、震災発生から1年までの時期に比べると「歩きにくくなった」人が2倍になるなど、ほとんどの質問項目で増えていました。一方、▽40代から50代の働き盛りの世代でも、72%が何らかの不調を訴え、体調が悪化していて、「気分が沈みがち」が41%、「飲酒・喫煙の量が増えた」が24%と多くなっていて、いずれも1年前に比べて増えていました。また、30代以下では何らかの不調を訴えた人は52%で、ほとんどの項目で1年前より減っていました。

被災した人たちの健康状態の調査に当たっている東北大学の辻一郎教授は「復興の道筋が見えないことが、中高年の心身の不調につながっていて、アルコール依存やうつに悪化していくのを防がなくてはならない。
医療的なケアだけでは解決しないので経済対策や雇用対策などを進めることが最大の薬になる」と指摘しています。

新潟の自主避難者の15%が3月に福島に

03.07.2013 · Posted in 震災復興

新潟は、福島からの県外避難者が、山形、東京についで3番目に多い。
2012年2月には、6700人もの避難者がいたが、今年の1月には5700人くらいになった。
今回新潟市の調査では、15%の人が、この3月で戻るという。

多くは、「保育園料がかかる」、「小学校卒業するまで仮設に住めるかわからない」と言った、子どもの保育園や学校のこと。

継続して住みたいのに、仮設にいつまで住めるかわからないと、人生設計もなかなかできない。
避難者は長期の支援を望んでいるが、パパが福島、母子が新潟という二重生活をしている人たちの経済的負担は大きい。
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人間は知恵の生き物だが、忘れる生き物でもある

02.15.2013 · Posted in 震災復興

岩手沿岸部で津波被災をした方にインタビューしたときの話。

3・11ですべてが流された。
避難所でトイレは、地面を掘ってしのいだ。
「トイレを掘るってことを考えたことなかった」。

避難所に、道路工事のガスバーナーを軽トラに積んで逃げてきた人がいた。
学校の合宿所にあったガス釜を組み合わせ、食べ物の煮炊きができた。
いろいろなものを代用したり組み合わせたりした。

人間って、いざというときに、なんとかできるもんだ、知恵の生き物なんですね、と。
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信じられない復興予算の使われ方

10.21.2012 · Posted in Media, 震災復興

9月9日のNHKスペシャルで、19兆円の復興予算が、被災地・被災者と関係ないところや復興と関係ないところで使われていることが暴露された。

腹立たしかったのでtweetしたのだが、19兆円のうち2兆円は被災地以外で使われ、他にもいろいろ信じられない使われ方をしていた。

・車のエコ燃料開発として、経産省の独法に交付。
・川越の労務作業に2800万円。
・外務省の外国の青少年交流事業に復興予算から72億を使い、旅費全額日本持ちで年間1万人もの海外の青少年を呼んでいる。
・復興予算19兆円もあるのに、岩手県分が、150億円しかない。
・岩手県の150億の予算に、255億の申込があり、水産加工、建設業と言う雇用に分配され、商店会の事業計画にはおりず。
・気仙沼で6割の医療機関が震災前の状態に戻せない。復興予算を使うことができず、医師が自己負担でないと経営が成り立たない。
・ガレキの撤去費用は19兆円の復興予算の中の1兆円。
・沖縄の道路建設にも使われていた。   (さらに…)

震災から2年後の被災地の子どもたち「東北の子どもたちに希望を〜3・11から2年たった今、その影響と変化」

07.02.2012 · Posted in 子ども, 震災復興

3・11から2年たち、子どもたちやその親たちは、どんな状態だろうか。復興の恩恵を少しでも受けているだろうか。そして、今、どんな支援を必要としているのか。

そんな疑問から震災後、さまざまな支援を行ってきたキッズドアは、調査を開始し、インタビューとアンケート調査を行った。

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東日本大震災女性支援ネットワーク「災害支援事例集」

06.10.2012 · Posted in 震災復興

『こんな支援が欲しかった!
〜現場に学ぶ、女性と多様なニーズに配慮した災害支援事例集』
が発行されました。

40pの内容は、被災地の女性や障害者、子どもを持つ親、高齢者など社会的に立場の弱い方からの聞き取り、「こんなことがつらかった」「こうしてほしい、と言いたかったけれど、言えなかった」といった生の声から、災害支援の具体例をあげています。 (さらに…)

「福島からの母子支援ネットワークシンポジウム」第2回 レポート

03.31.2012 · Posted in 子ども, 震災復興

2012年3月19日、「福島からの母子支援ネットワークシンポジウム」第2回 「福島からの母子支援について考えよう!」が、東京しごとセンターで開催された。東京に母子避難する人たちとそれを支援する人、約80名が集まった。

福島からの避難母子たちの現状

第1部、コーディネーターを務める、武蔵大学の武田信子教授から、冒頭「ここに集まっている人たちは、なんとかしたいと思っている人たち。知りたい、コミュニケーションしたいという思いで、互いの状況を知らず、些細な言葉で傷つけあってしまうかもしれないが、わかりあうために情報交換しようという会であること」を共通認識しようという言葉が印象的だった。 (さらに…)