宮城県南三陸町 被災地(4)戸倉・志津川のすがた
津波で壊滅してしまった町。木造の家はほとんど跡形もなく、鉄筋の建物も鉄骨のみが残り、それもぐにゃりを曲がっている。あまりの凄まじい光景に声も出ない。
津波で壊滅してしまった町。木造の家はほとんど跡形もなく、鉄筋の建物も鉄骨のみが残り、それもぐにゃりを曲がっている。あまりの凄まじい光景に声も出ない。
南三陸町で最大の避難所ベイサイドアリーナは、子どもは少なく高齢者が多かった。子どもたちはどこにいるのか聞いたところ、学校の避難所にいると聞いた。
次に訪れたのが、歌津小学校。雰囲気が全く違っていた。校庭では、子どもたちがボール遊びをしていた。
南三陸町の避難所で、最も大きいのがここ、志津川町総合体育館ベイサイドアリーナ。この日(4/11-12)には、1500人が避難しているといわれてたが、実際には500−600人くらいではないかといっていた。
体育館は地震で天井が落ちていて、まだ落ちる可能性もあるため、体育館の内部は物資の倉庫になっている。避難している人たちは、体育館の周りの通路にダンボールなどを敷いて暮らしている。
4月10日〜12日、東日本大震災で被災した、宮城県南三陸町の現地調査に行った。町は、津波で壊滅的な被害を受け、何もない光景を目の当たりにし、唖然とするばかり。「想像を絶する」「途方に暮れる」とは、こういうことをいうんだろう、と体感した。
【戸倉小学校】
この一帯で残ったのは、新築されたばかりの、この戸倉小学校の建家のみ。あとは、津波でさらわれてしまっていた。何もないところに、ぽつんと、戸倉小学校の白い建家が立っている。
4月14日(木)、ボランティア向け メンタルケア セミナー【被災者支援の際に知っておきたいメンタルケアの知識】の第1回が開催され、高校生から50代までの44名の方が参加されました。
ボランティアが被災者を支援する際に知っておくべき知識や心の変化などの話を、真剣に聞く方々の姿がとても印象的でした。具体的なケースの話には涙する方もおられ、被災者を支援すること、ボランティアの立場など、さまざまなことを感じていただけました。
「第1部 知っておきたいこと」では、講師のエピソードを交えたレクチャー。
【参加者の声】
●高校生 女性
このセミナーを受けたことで、ボランティアをすることは、その”気持ち”だけではいけないということを強く感じました。今回、ボランティアをする上での知識を身につけることができて、とても良い経験になりました。
(さらに…)
上杉隆氏ら自由報道協会による「原発事故」取材の報告。鳩山由紀夫前首相主催の勉強会(2011.04.06)です。
pt2→http://www.youtube.com/watch?v=0ur1dyhLtys
pt3→http://www.youtube.com/watch?v=o91IDAxrNG8
pt4→http://www.youtube.com/watch?v=eMZMfpiOD8Q
pt5→http://www.youtube.com/watch?v=f_ELXK3oaNw
ラスト→http://www.youtube.com/watch?v=ZhlwTXxyfm4
【togetter】ジャーナリスト・上杉隆さんの発言 at 鳩山前首相勉強会
http://togetter.com/li/120510
宮城県の海沿いの避難所での支援を行っている、特別非営利活動法人ジャパンハート(http://www.japanheart.org/) 代表 吉岡秀人医師に、被災地での状況をうかがった。
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われわれの被災地での支援活動は、「医療側の視点での介入」と「それ以外の視点での介入」がある。
大人が避難所での毎日の暮らしで奔走するなか、子どもたちは、不安を口に出せない。親に負担をかけたくないため、逆に気丈に振舞う場合が多い。
ショックやトラウマを抱えていても、今は、症状は出ない。住む場所が決まって、絶対安全な環境で、学校に通いだしてから症状は出る。そのため、不安などから興味をそらす方向への工夫が大事である。 (さらに…)
フリージャーナリストの上杉隆氏が、今回の地震原発について取材した内容を、鳩山由紀夫前首相主催の勉強会にて報告している。
・地震・原発事故の際の政府や東電の対応。
・マスメディアの取材姿勢。
・大口広告主である電事連や東電に対して、全く、質問追求しない記者クラブメディア。
・フリージャーナリストを記者会見に、一切入れようとしない政府。
・東電本社で行われる「原発事故」と「停電」会見のからくり。
・海外メディアからは、日本はどう見られているか。
・政府の初動ミスによる多くの犠牲者。
・日本政府の失態による、今後の国際的な立場。
・将来、予測される日本の子どもたちの健康被害。
TVや新聞での報道ではわからないことだらけだ。 (さらに…)
フリージャーナリストの上杉隆氏が、無期限活動休止宣言をした。http://uesugitakashi.com/?p=658
自由報道協会を立ち上げ、記者クラブに対抗するために、フリージャーナリストと連携しながら記者会見をオープンに開き、日本のマスメディアの正常化に向かい、少しずつでも進んでいっているように見えていたから、この宣言はかなりショックである。 (さらに…)
津波から一ヶ月あまり。2011年、4/16未明、避難所で暮らすひとりの高校生がTwitterで呟いた記録。高校生の目を通じて被災地の現実を。