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『原発の来た町-原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』

07.24.2011 · Posted in 原発・放射能

『原発の来た町-原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』

原発の非人間性がわかる。電力会社と警察もひどい癒着。これが、原発行政の真実。

著者は斉間満さん。反原発運動全国連絡会がPDFを配布している。

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復旧と復興。平常が戻りつつある〜3度目の南三陸

07.24.2011 · Posted in 震災復興

7/8~7/9,三度目の南三陸町を訪れた。キッズドアと企業との協働企画の戸倉小学校での子どもたちへの遊びのプロジェクト、今後のプロジェクトのためのうちあわせ&リサーチで、いろいろな人にあった。

●自然の家のコミュニティカフェ

次々に仮設住宅ができ、避難所の人はほとんどいなくなっていた。

戸倉地区、自然の家の敷地には、コミュニティ・カフェ「お茶っこ」ができあがり、PCや雑誌がおいてあって、いつでも人が集える状態になっていた。テントをはって、テーブルと椅子を置いただけの空間だけれど、あちこちから見える場所なので、人がいると、自然に集えるのではないか、と思う。 (さらに…)

ママたちの不安(3)〜安全な食品は?

07.04.2011 · Posted in 原発・放射能

6月21日〜23日、神奈川県数カ所で行った放射線量計測、ママたちが最も気にかけることは、食品の放射能汚染だ。

茨城や福島の産地を基準に買わなければ、「デマを信じて被災地に迷惑をかけている」といわれる。でも、わが子のことを考えれば避けたい。政府やマスコミの報道は信用できない。自分で情報を探すしかない。Twitterやネットで、良くない情報を見つければ、「これもダメなんだ…」と食べるものが減る・・・というストレスの多い日々を続けている。 (さらに…)

7月30日 キッズドア:子ども支援のための「プレイセラピー講座」

07.04.2011 · Posted in event

佐藤信一さんの「子どもの心のケア講座《遊びを使ったケア》」(詳細は「子どもの心を尊重するということとは」)は、子どもと関わる被災者ボランティアだけでなく、保護者、そして教育関係者にもぜひ知ってほしい内容だった。

取材にきたNHKの記者は、「子どもに関わるときだけでなく、社会で人と関わるとき、すべて共通する内容ですね。被災地でひどい取材をする他のマスコミの記者に見せてやりたい」といっていたほど。

その基本となる《遊びを使ったケア》=《プレイセラピー》の講座が、7月30日(土)に開催される。 (さらに…)

ママたちの不安(2)〜小学生ママたちの苦悩

06.27.2011 · Posted in 原発・放射能, 子ども

6月21日〜23日、子どもの放射能による健康被害を心配する神奈川県のママたちからのリクエストにより、ガイガーカウンターで空中放射線量測定にいった。

3日間で行ったエリアは6エリア。1エリアにつき、小学校や幼稚園、公園など3〜6カ所程を測定。小学校では、正門付近・校庭中央・砂場・遊具付近・水飲み場・校舎入り口・プールなど、公園では、砂場・滑り台下・水飲み場・ブランコ・植木の茂みなど、子どもが好きそうな場所を測定した。 (さらに…)

動画)「チェルノブイリのかけはし」野呂美加さん講演 2011/5/22

06.24.2011 · Posted in 原発・放射能, 子ども

2011年5月22日。NPO法人『チェルノブイリのかけはし』代表 野呂美加さんによる スライド上映とお話会。放送時に途切れてしまった部分を修正した完全版です。
(時間:168:28)

●特定非営利活動法人チェルノブイリへのかけはしの公式サイト&ブログ
「チェルノブイリのかけはし」 (さらに…)

子どもの心を尊重するということとは

06.20.2011 · Posted in 子ども

「子どもの心のケア講座《遊びを使ったケア》」は、遊びを通して具体的な子どもとの関わり方についての講座で、わかりやすく、現場で役に立つことばかりでとても良かった。佐藤信一先生は、東京シューレで、不登校やひきこもりの子どもを相手にしている先生である。現場の体験話が、本当に生きた内容だった。

●子どもは遊びで心の回復をはかる

子どもは遊びを通して現実を認め、消化していく。今回の震災のようなとても大変な非常事でも、遊びで体験をし直して乗り越えていく。 (さらに…)

2度目の南三陸町

06.12.2011 · Posted in 震災復興

●学校が始まった後の子どもたち

6月6日~7日と、震災後、2度目の宮城県南三陸町戸倉地区に訪れた。
戸倉地区にあった戸倉小は流され、戸倉中は津波の被害で使用できず、子どもたちは、隣の登米市の廃校になっていた小学校の校舎を「戸倉小中学校」として借受け、そこに通学している。この校舎を借りることが決まった後、通学1時間を心配した保護者は、戸倉の避難所から登米市の避難所に移った家族もいるが、戸倉地区に住む子達は、スクールバスで1時間強をかけて毎日通学している。

GW明けから学校が始まった。当初は、バスの窓から見る風景に怖がる子もいたり、車酔いで吐いてしまう子もいた。小学校高学年でおねしょをしたり、母親のそばから離れない子もいる。お母さんたちは心配していたが、毎日通うことに慣れてくると、子どもたちは友達に会うのが楽しみになり、今のところ順調そうだ。
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動画)「震災のトラウマの理解と軽減のための対応」杉山 登志郎氏

06.09.2011 · Posted in event

6月5日(日)、【被災後の子どもの心のケアに関するシンポジウム】子どもの心を守ろう!『医療×福祉×教育 子どもの心の健康のためにすべきこと』(NPO法人キッズドア主催)が、東京・虎ノ門にある日本財団ビルにて行われました。

1.基調講演:「震災のトラウマの理解と軽減のための対応」杉山 登志郎氏

第一部は、日本でも著名な小児精神科医である 杉山登志郎先生の基調講演、第二部のパネルディスカッションは、杉山先生の他、小児科医・吉岡春菜先生、スクールソーシャルワーカーの竹村睦子氏、NPO法人キッズドア理事長・渡辺由美子氏をパネリストに迎え、震災後の子どもの様子やケアの活動について活発な意見が交わされました。

詳細は、こちら→ シンポジウム概要

ママたちの不安(1)〜放射能の影響

06.04.2011 · Posted in 原発・放射能

5月26日、6月1日、神奈川県内に住む、母親たちの要請により、ガイガーカウンタ−での計測にいった。

1件目は、小学生のママ。学校給食のメグミルクの牛乳を飲ませたくないために水筒を持たせたいと学校に問い合わせたところ、最初はしぶられた。その後、持っていく許可はでたが、学校側から「水筒を持たせる理由として、放射能の影響が云々、ということは、周囲に言わないように」と念を押されたそうだ。 (さらに…)